10番ホール
10th | CHAMPION TEE | BACK TEE | REGULAR TEE | FRONT TEE | GOLD TEE | LADIES TEE | HDCP |
---|---|---|---|---|---|---|---|
Oグリーン | 419 | 419 | 405 | 389 | 384 | 306 | 4 |
Cグリーン | 397 | 397 | 383 | 367 | 362 | 284 | 4 |
井上誠一氏による解説(三十年史より)
左へ曲がる谷をそのままホールに利用してしまったナチュラルな地形ですが、ティグラウンドに立ったときから状況判断を強く要求する、性格のはっきりしたホールです。フェアウェイの中心ラインへ向かって斜めに狙うため、左の尾根と林をダイレクトに越すスキルが必要になってきます。ホールなりに真っ直ぐティショットをすると、距離的にグリーンが遠くなり、3オンのルートになります。したがって、プレーヤーの球質によって、ホールなりにドローボールやフックを打つか、ストレートに林を越すか、大きく左から林を越してスライスを打つかの方法をとりましょう。それにはキャリーで200ヤードを越す飛距離が必要ですが、フェアウェイ左寄りのその地点からならセカンドショットでグリーン正面を望めます。グリーン手前100ヤード付近は右の尾根から裾が張っているので、フェアウェイ右寄りからはグリーン右半分が隠れてしまいます。このホールにはバンカーはひとつもありませんが、代わりに樹木、尾根の裾にハザードの役割をもたせています。日本ならではの起伏の面白さを利用した名物ホールとも言えるホールの仕上がりです。グリーンは砲台ですが、距離的にセカンドショットが長めのクラブになるので、グリーンも受けていて、エプロンも広いです。3オンをめざすルートにはハザードも厳しくなりません。