井上誠一氏が書かれた計画書には「此のコースの設計上の狙い」として、
次のように書かれております。
(イ)プレー上極力使い勝手の良いものとすること。一番、十番の関
係やグリーンから次のティーへの渡りなどを重視しております。
(ロ)各ショット毎に充分作戦計画を練って向かわねば征服出来ない
レイアウトを行います。従って、コースに飽きが来ない、新鮮
味を失わない。
(ハ)恵まれた立地条件や環境に加えるに美しい造形手法によってプ
レーヤーは天国に遊ぶ心持、真に生甲斐を感じるでありましょ
う。
(ニ)各ホールのプレー上の変化を狙っております。此のコースでは、
プレーヤーは総ゆる種類のショットをマスターしなければなら
ないから、此のコースで腕を磨けばどんなコースへ行っても怖
れることはありません。
倶楽部が開場した後も、井上先生は何度もコースを見に来られ、同行の
倶楽部関係者に、細かい注意、アドバイスをされてコースの正しい育成
に気を使っておられました。
井上誠一氏
12番ホール予定地の水田
6番ホールの旧松